【大阪市のオフィスビルで行った業務用エアコン清掃の事例】

■ 清掃の背景

大阪市中央区にある中規模オフィスビルの管理会社様から、

「最近、エアコンの風が弱くなった気がする」
「ニオイが気になると入居テナントから相談があった」

とのご連絡をいただきました。

現地調査を行ったところ、天井埋込型の業務用エアコンが10台以上設置されており、最後の本格的な洗浄から3年以上が経過していたことが分かりました。

■ 清掃前の状態

調査の結果、以下のような問題が見つかりました。
・アルミフィン（空気を冷やす部分）にホコリがびっしり → 冷房効率が悪化
・ファン部分にカビや油汚れ → 不快なニオイの原因
・ドレンパン（排水を受ける部分）にぬめりと水アカ → 水漏れのリスク
見た目では分かりにくいですが、内部はかなり汚れており、放置すれば故障や電気代の増加に直結する状態でした。

■ 清掃の流れ

① 養生・分解
天井やオフィスの什器をしっかり保護したうえで、エアコンを一台ずつ丁寧に分解。フィルター・ファン・アルミフィンなどの主要パーツを取り外します。
② アルミフィンの高圧洗浄
専用の洗剤を使い、アルミフィンの奥深くまで高圧洗浄。黒い水が出るほどの汚れが溜まっていました。
③ ファン・ドレンパンの除菌洗浄
油汚れ・カビを除去し、除菌・消臭処理を実施。カビの再発防止にもつながります。
④ 組み立て・動作確認
分解した部品を元通りに組み立て、風量・温度・音などの動作チェックを行い、問題がないか最終確認をしました。

■ 清掃後の効果

清掃後は以下のような変化がありました。
✓ 風量が明らかに強くなった
✓ ニオイがなくなり、室内が快適に
✓ 設定温度を下げなくても涼しく感じるようになった
✓ 翌月の電気使用量が削減された
管理会社様や入居者様からは「空気がきれいになった」「エアコンが新品みたい」と嬉しいお声をいただきました。

■ 清掃を怠ると起こるリスク

・電気代が上がる
・カビ臭・ホコリが空気中に広がり、健康に悪影響
・エアコンの故障や寿命の短縮
・水漏れによる壁や天井の汚損

■ まとめ

業務用エアコンは、見えない部分に汚れがたまりやすく、定期的な清掃が必要不可欠です。特にビルの共用部や執務室で使われているエアコンは、1年に1〜2回のプロ洗浄をおすすめします。

「風が弱い気がする…」
「エアコンの臭いが気になる…」

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